学校では質問したら怒られます。
学校では質問したら怒られます
今日うちのバレエ教室に通う小学生の生徒から衝撃の事実を知らされました。
全ての小学校がそのように指導しているかは分かりませんが、その生徒のクラスではそのように指導しているようなのです。
ことの発端は、バレエのクラス中
どうして分からないことを分からないままにしてレッスンを受けているの?
質問すればいいじゃん
という生徒達とのやりとり
なぜ質問をしないのか?
それに対しての答えが
学校では質問したら怒られるから
正直言葉を失いました。
よくよく聞いてみると、質問があれば授業後に受付ます。授業中、あまり多くの質問をされると授業が進まなくなるから
だそうです。
どうやら先生の中では、子ども達に授業の内容を理解させるよりも、授業自体が進むことが優先されているようなのです。
究極的な言い方をすれば、この先生は生徒からの質問を授業の進行妨害と捉えているわけです。
私は何かものを修得するということは、理解の積み重ねだと思います。
質問を封殺された生徒は残りの授業の時間を理解の積み重ねが出来ないまま無駄な時間を過ごすわけです。
そして、授業が終わってから先生に聞きに行き、先生の時間を消耗させるわけです。
双方時間を無駄に消耗しているわけです。
私は起業してから、時間はコストであるということを学びました。
タイムイズマネーではなく
タイムイズライフなのです
これは氷山の一角ですが
はっきり言って今の日本人の生産性が先進国の中で最低なのはこういうところからなんです。
最近では、旧来の教育が見直されてきていると言われていますが、それでもまだ全国規模で見れば日本の学校教育は50年遅れていると感じざるを得ません。
私の分野で言えば、バレエ教育
日本人の生徒は良く頑張ります。真面目です。
しかし、習熟速度が遅いです。
何故なら、クラス中分からないことを質問せずそのままにしているから、、、
正しい立ち方、正しいプレースメント、コンビネーションの準備
分からないことを分からないままにしているんです。
それでは、絶対上達しません。100%
それでも継続して努力をしていれば、少しは上手くなる。
そういう意見もありますが、
それは
頑張って真っ直ぐ歩けば、いつかブラジルに着くよ
ぐらいな考え方
全くナンセンス
この際はっきり言いますが、
分からないものを分からないままにした状態で努力しても無駄です。
鎖国中の時代ならまだしも、海外と競争していかなければならないこれからの時代
私達、親、教師がどのように子ども達を教育していくかが重要だと思います。
私は次の世代に責任があるわけです。
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