#踊る社長 ゆっぴい 岡脇柚太加のブログ

#踊る社長 ゆっぴい バレエダンサー、(株)ライフスタイルオーダーメイド代表取締役 バレエ学校在籍中からプロ活動を開始する。プロ活動する傍ら、某大手保険代理店支社長を務めるなど異色の経歴を持つ。自身も現役で活躍しながら、経営や金融に明るいことを武器にバレエ事業を多角的に展開中。#踊る社長 ゲスト出演等も承ります。

新宿マルイにて写真展

こんばんは

踊る社長です。

実は5/11~7/31まで新宿マルイ本館4階 BEAUTY STAND PLUS内にて写真展を行っています。経緯は下記をご覧ください。

 

 

 

みなとシティバレエ団は、一般社団法人日本文化芸術振興協会が管理する「全ての人に芸術を」をミッションに掲げる芸術団体です。
国内外の公共施設やの学校、福祉施設での無償のバレエ鑑賞・教育の機会提供を通して、多くの人がバレエに気軽に触れることができるようにと「バレエの民主化」を提案しています。
日本は約36万人程のバレエ学習者(2016年における調査)を擁し、海外のバレエ団で活躍するダンサーを輩出する「バレエ大国」です。

みなとシティバレエグループでは置かれた環境に関わらず、すべての人がバレエ芸術に親しむことができるようにバレエを「観る」「習う」といった「行為」という観点からバレエの民主化を進めていましたが、コロナ禍に積極的に取組んだ、バレエ写真の展示事業が多くの反響を得たことから、写真や衣装など有形物を通してバレエを広めることの重要性に気付きました。

そう模索していた時に出会ったのが
​「BEAUTY STAND PLUS」です。
「毎日に、ちょっとヨイコトを」をコンセプトに新宿マルイ本館4Fに店舗を構える
BEAUTY STAND PLUSの代表中島さまは大のバレエ好き。
マルイのようなパブリックな環境で、セレクトとしてバレエ用品を扱い、また、バレエをやってないバレエ好きが販売する事ででき得る機会、そういったものを自然にやってみたいという想いを伺いました。

この度「バレエ」の持つ力に共鳴した2ブランドにより、パブリックスペースで写真作品を通してバレエに触れることで
「バレエは劇場で鑑賞するもの」といった敷居を超えたコラボレーションが実現しました。
この展示を通して多くの方にいろんな形のバレエに親しんでいただきたいと願っています。

 

僕がずっとやりたかっとことはバレエの民主化なのですが、それはバレエのことを知らない人にバレエを知ってもらい、体験してもらうことを通してバレエの学習者人口を増やすことも含まれます。

そうすることで必ず業界が活性化し、そこで働く人に還元が生まれます。つまりバレエの民主化によってバレエダンサーの安定した雇用の確保が実現すると考えてきました。

 

 

写真展示は動きの芸術であるバレエを時を止め、有形物として具現化することのできる装置であって、バレエの啓蒙活動をするにおいて、とても親和性のあるものでした。

 

今回はそんな中で奇跡的にBEAUTY STAND PLUSの中島さまと出会い、今回のご縁をいただきました。この大型商業施設といったパブリックスペースでの写真展は必ず強力なバレエの魅力を伝える発信スポットとなり多くの人に愛されるものになると確信しています。

 

芸術は双方の心に利益を与えるものです。僕はもっとバレエを気軽に楽しめる仕組みを考えていきます。「写真展」を通して心豊かになってくれる人が一人でも増えればこんなに素晴らしいことはないと思います。

 

 

さらにこの写真展ではみなとシティバレエ団の活動を紹介しています。

バレエ団の活動の大きな柱の一つに「バレエを用いた社会貢献」といったものがあります。

みなとシティバレエ団は「全ての人に芸術を」「チケットノルマと団費の廃止を」といったスローガンを掲げ2019年に産声を上げました。

 

当時は何も持っていませんでした。十分にプロがレッスン、リハーサルをする広さのスタジオも無く、ダンサーも十数名程度でした。

施工前のスタジオです。子どもバレエスタジオとして運用する物件の朝の時間をバレエ団の時間として使っていました。

 

スタジオの施工も全て自分たちで行いました

 

設立当時の集合写真

でも、僕の想いに共鳴してくれた仲間と夢と情熱だけを抱きしめて設立の数ヶ月後にベトナム公演を敢行。現地の子どもたちに無償のバレエ公演を行いました。

公演の様子

 

本展示ではバレエ団の草創期の頃の写真も数多く展示されています。当時は写真展示なんて全く想定してませんでしたから今回の展示では元データのサルベージから行いました。本当に大変でした。写真での記録はバレエ団副代表の後藤が主に行いました。

コンクリートに敷いてある長尺シートも全て現地調達。仕込みダンサーたちのみで行いました。

 

なぜか?本番に出演していないメンバーは後藤だけだったからです。同行カメラマンなんて雇う予算はなく、お互いにたくさんのことをカバーしあいながら公演を行いました。狂気じみたフロンティア精神だったと思います。

 

そんな当時の様子をこんな感じで印刷して紹介しています。

展示の様子

特にこの記事や写真展では自分たちの活動を自慢したいわけでありません。

アートの持つ力の素晴らしさ、ライフスタイルの中にいろんな形のバレエがあってその先には実は社会貢献があったりして。自分が観たり、体験したり、購入することで間接的に子どもたちの笑顔に通じる社会貢献活動に参加することの尊さだったりを提案したいなと考えています。

 

 

写真展概要は以下のリンクより確認できます。是非足を運んでいただければと思っています。

 

写真展「BALLET FUTURES すべての人に芸術を」
会期 2022年5月11日 (水) 〜7月31日 (月)
会場 BEAUTY STAND PLUS 新宿マルイ本館4F
住所 東京都新宿区新宿3-30-13 BEAUTY STAND PLUS 新宿マルイ本館4F
時間 11:00〜20:00 (新宿マルイ本館の営業時間に準ずる)
休館日 会期中無休
入場料 無料
主催 一般社団法人 日本文化芸術振興協会

ホームページリンク

BALLET FUTURES 展 - 一般社団法人 日本文化芸術振興協会

 

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

 

踊る社長