今のバレエの有識者が考えるべきこと
あと少しのところまで来ている
間違いない
何がとはまだはっきりと言語化出来ないのだけど、あと少し何かが組み合わさればとんでもないことが起きる
技術革新により緩やかではあるが、バレエ界も変わってきていて
振付けの伝達の方法や意思疎通の速度、情報の共有速度が30年前とは段違いになってきているのは間違い事実なんだよな。
でも、業界全体の体質が保守的だから
変化を嫌い、それまで独自で築き上げてきたものに異論を唱える者が現れようなら、寄ってたかって潰しにかかる。
この業界はそんな歴史を何度も繰り返している。
ほとんどのダンサーはバレエ団から給料を貰うことすら出来ず、むしろ団費という名のお月謝やチケットのノルマを払わされている現状。
バレエ団はダンサーからのノルマ、月謝があるから経営赤字のリスクが少なく、プレッシャーの無い中で作品を作り続ける。そんな環境下で革新的な作品が生み出される訳がない。
芸術的なレベルが低いから、外貨を稼げない。
外貨も稼げないような芸術に国家予算が割かれるはずも無い。
日本舞踊や能に並んで日本のバレエというものを主張していくのなら、バレエ教育やその根底にあるものをぶち壊して変えていかなければならない。
バレエ教師はというと
まずは音出しアシスタントやお茶汲みを何年かやって、更に何年も勉強してやっとその教室の教師として認めてもらえる。そこから何年も修行して暖簾分けをしてもらって、ようやく自分のスタジオを主宰する。年功序列だから歳上の第1助手の先生に意見するなんてもっての他
狂ってる
本当に狂ってる
なんて夢の無い世界なんだろう
みんなの我慢で成り立っている世界
冗談じゃない‼︎
バレエはいいよ!是非職業にする夢を持とう
と胸を張って言える大人が何人いるだろうか
私はこの世界を本気で変えたい願っている。
もはや、生徒を取った取られたなどと言って小競り合いをしている場合では無い。
あの先生は駄目だ、あそこは良くないなど互いに蹴落とすことになんの意味があるのだろうか。
武井壮氏も語っているように
自分達のこどもにギャンブルをさせない為に
私達が変わらないといけないのだ
互いに様々意見、企画を出してマッシュアップし、オープンソースな場で新しい【人々に必要とされる】バレエコンテンツを作らないといけない。
最近思うことでした。
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